釈放に向けて必要な書類を弁護士が収集するメリット

警察に逮捕され勾留されると、警察署等の留置施設で身柄を拘束されます。そうすると、社会人であれば出勤できなくなるなど、非常に大きな不利益を被ることになります。そのため、釈放を目指すのであれば早期から的確な活動をする必要があります。では、弁護士に依頼した場合、釈放のために重要な書類の収集について、どのようなメリットがあるのでしょうか?

釈放に向けて弁護士に依頼するメリット

釈放に向けて弁護士に依頼するメリットは大きく2つです。

  • 準抗告の申立てや保釈請求等ができる
  • 必要な書類を迅速に集められる

準抗告の申立て等については、別途各手続きの項目でご説明します。

釈放されるために重要となる7つの書類

被疑者側では、釈放に向けて、①罪証隠滅の恐れがなく、②逃亡の恐れもないことを主張立証する必要があります。その際に威力を発揮する書類は、以下の通りです。

  • 示談書
  • 誓約書
  • 身元引受書
  • 身元引受人の陳述書
  • 勤務先の上司の陳述書等
  • 反省文・謝罪文
  • 弁護士の意見書や申立書

など

刑事事件に精通した弁護士なら迅速・的確な書類作成が可能

身柄拘束は、捜査の必要性に応じて裁判官のお墨付きでされるので、釈放されるためには大変多くの高いハードルがあります。刑事事件に精通した弁護士であれば、そのようなハードルを超えられる書類を迅速かつ的確に収集することができます

    • 示談書

示談書に関しては、反省を示す最善の方法である上、被害者が犯行を許す書面でもあるため、極めて強い影響力を持っています。ところが、被害者は加害者との直接のやり取りを嫌がることが多く、本人や家族では被害者に連絡すらできないことが非常に多くあります。
弁護士は、被害者との間の窓口になることができるため、示談の実現が可能になります。

    • 弁護士の意見書や申立書

釈放されるためには、証拠をもとに法律上必要な要件に即して、裁判官に対し釈放されるべきことを的確に伝える必要があります。弁護士は、法律上の要件や、要件を満たすために必要な事情を熟知していますから、集めた証拠を法律的かつ説得的にまとめた意見書や申立書を作成します。

    • その他の書類

その他の書類に関しても、ただ漫然と作成するのではなく、必要な要件を満たすことを的確に立証できるように作成することが不可欠ですが、弁護士は、最終的に作成する意見書や申立書で記載すべきことから逆算して、必要な書類を作成します。

早期の釈放実現に向けて弁護士にご相談を

以上のような証拠収集を、本人又はご家族等がされるのは極めて難しいかと思います。また、意見書や申立書の提出方法にもルールがあります。

もし、釈放への対応が少しでも難しいと思われたら、できる限り早急に弁護士にご相談されることをお勧めします。

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